型紙をつくろう。

こんにちは。

まだまだ暑さは続いていますが、見上げた空は少し高くなったように思います。

ウォーキングコースにある桜並木の葉も少し黄色く色づいてきました。

日々、秋の気配を感じています。

さて、今日は型紙のこと。

立ち物といわれる、カップ&ソーサーや花瓶などには、形が複雑でデザインが難しいものや、トレースしにくいものがあります。

そんな時は、平面に型紙をかきおこすことをお勧めします。

そうすることで、仕上がりがより具体的に想像できますし、トレースも格段にしやすくなります。

今回は、「コンパクトミラースタンド」の型紙を作りましたので、ご紹介します。

コンパクトミラースタンド

全体に模様を描きたい場合、上下に分かれている上の部分が、少し厚みのある円形で非常に処理しにくいので、型紙を作ります。

最初はざっくりとコンパスで円だけを描き、実際の陶磁器に当ててみながら切り込みの場所や数を考えていきます。

次に、細かく測りながら円定規や雲形定規を使いながらぴったり合うように切り込みを作っていきます。

出来上がったらコピー用紙などに写しとり、カッターで抜きます。

トレーシングペーパーで原本を作り、コピーして切り抜く。

それを描きたい図案に重ねてみると、仕上がりの雰囲気が格段にわかりやすくなり、失敗も減ります。

ウィリアム・モリスの図案の場合

型紙を一度作ってしまえば、繰り返し使えますので重宝します。

立ち物へのデザインがちょっと楽しくなりますね。

アトリエでは、型紙の作り方もご指導しています。

アトリエビアンカは、少人数制の陶絵付け教室です。随時生徒を募集しています。お気軽にお問合せください。柏市柏2-9-7アルシェ柏 柏駅徒歩5分 ℡ 04-7113-1620